はじめに
近頃はDALL-EだったりMidjourneyのような自動画像生成ツールが流行っていますね。
絵師がいらなくなるかもなんて声もありますが、生成された画像を見てみると確かにそう思えるようなものもありました。
というわけで流行りに乗るべく、今回はDreamStudioというベータ版のツールを利用して画像生成を体験してきました!
環境設定
今回生成した画像はすべて下の設定を適用しています
Width: 512
Height: 512
Cfg Scale: 7
Steps: 50
Number of Images: 1
Sampler: k_lms
Seed: Random Seed
テーマ「Banana」
一瞬見てすぐにバナナだと分かりますね。ちょっと長いのが気になりますがそれも面白いところです。端の方だけ見たらズッキーニみたいにも見えますね。
テーマ「バナナ」
日本語入力でも大丈夫なのか試してみましたが、ダメそうです。
参考のためにバナナの花の画像も載せておきます。生成された画像とは似ても似つかないことが分かりますね。
テーマ「Harry Potter and the Chamber of Secrets」
テーマは日本語で「ハリー・ポッターと秘密の部屋」。画像はまんまハリーですが、別に秘密の部屋でなくともいいように感じます。ハリポタに詳しい人なら、この画像から秘密の部屋要素を見つけられるのでしょうか・・?
テーマ「Charlie and the Chocolate Factory」
テーマは日本語で「チャーリーとチョコレート工場」。こちらもそれっぽいですね。
テーマ「Charlie Potter and the Chamber of Chocolate」
テーマは日本語で「チャーリー・ポッターとチョコレートの部屋」。上2つの名前を適当にかけ合わせたため、恐らく実在しない作品です。画像だけ見るとチャーリー側が優勢に見えます。
テーマ「The Most Beautiful Woman on Earth」
テーマは日本語で「この世で最も美しい女性」。どこか不気味というか、人間でないような雰囲気を感じます。
テーマ「What I fear most」
テーマは日本語で「私が最も恐れているもの」。しょうがないことなのかもしれませんが、抽象的なお題を設定した時に、こんな感じの文章が大部分を占める画像が返ってくるのはちょっとつまらないですね。いつでもハリーのような鮮明な画像でお願いしたいところです。
テーマ「Curry in a lunchbox」
テーマは日本語で「お弁当箱の中にカレー」。パッと見て弁当箱にカレーが入っていることがわかります。
テーマ「The almighty god」
テーマは日本語で「全能神」。全能神の割には弱そうです。
テーマ「Panacea」
テーマは日本語で「万能薬」。カードゲームのカードのように見えます。
テーマ「The abyss」
テーマは日本語で「奈落」。同じ1単語でもTheを付けると映画っぽくなる・・?
テーマ「A flash of light in the dark night」
テーマは日本語で「闇夜を照らす閃光」。まさに、という感じの画像です。
テーマ「Monster Hunter」
テーマは日本語で「モンスターハンター」。ただのモンスター退治になりそうな予感もありましたが、防具を着てる感じやフォントなどから、しっかりゲームタイトルの方で認識しているようです。
テーマ「Resident Evil」
テーマは日本語で「バイオハザード」。途中出てきたこの世で最も美しい女性より、こちらのほうがたくましくて好みかもしれません・・。
テーマ「Four-dimensional box」
テーマは日本語で「4次元の箱」。仮にこの箱が4次元物体だとしても、私達はそれを知覚出来ないので結局3次元物体にしか見えません。
テーマ「Sweet, spicy, bitter, sour」
テーマは日本語で「甘くて辛くて苦くて酸っぱい」。明太子(唐辛子?)ともやし、とうもろこしの粒のようなものが見えます。
テーマ「Potato PC」
テーマは日本語で「ポテトPC」。potate PCとは海外のスラングで、「じゃがいもに電極を刺して動いているパソコン(性能の悪いパソコン)」という意味の煽り文句のようなフレーズです。実際に生成された画像は、低スペックとは無縁のすばらしいゲーミングPCに見えます。
テーマ「The flow of time」
テーマは日本語で「時の流れ」。割と安直というか、すぐに想像できるような画像が生成されました。
テーマ「Counterclockwise」
テーマは日本語で「左回り」。時計が出ると思っていましたが、図書室を上から見下ろしたような画像が出来ました。
さいごに
DreamStudioを使って自動画像生成を思う存分楽しみました!
生成される画像のクオリティにはとても驚かされました、将来的には人間の描いた絵とAIが描いた絵に区別がつかなくなる日も来るのでしょうか。
このツールのすごいところは、他のツールにありがちな生成回数の上限がないことです。あなたの創造力を活かして、どんなアイデアでも形にしてみましょう!